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展覧会2017.8.5~27
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大西暢夫写真展 ここは、わが町
※以下の文章は、開催当時のまま掲載しています。
津波に流された町、ダムに沈む村――
ひとりひとり、ひとつひとつの物語。
写真家・映画監督の大西暢夫は約20年にわたり、ダム建設と長い間向かい合ってきた全国の山里を巡り、そこに生きる人たちの住まいや暮らしぶりをカメラに収めてきました。また2011年の東日本大震災以降は、被災地である東北沿岸部を訪れ、その風景の撮影や、人々へのインタビューも続けています。
本展では、大西のライフワークともいえるこれらの仕事を集中的に紹介します。
作品には、困難を抱えながらも日常を大切に生きている人々が、表情豊かに写っています。その光景からは、私たちの日常とも重なり合うものを見つけられるかもしれません。
50年後、あなたの「わが町」は、変わらずそこにありますか?
出展者
大西暢夫