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展覧会2006.4.28~6.18
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うごめくこころ
※以下の文章は、開催当時のまま掲載しています。
土を用いて、無数の生命のエネルギーと、はかり知れない存在感のある立体作品を創りだした西川智之。
岩絵具を用いて、内面・外界のどちらにも繋がる幽玄の世界を平面作品に繰り広げる大舩真言。
二人は自然素材との意識レベルをも越えた交信の中、自己との純粋な対話を繰り返し形を生み出す。その行為にボーダーはない。言葉で言い表わすことができない不思議な気配を放つ存在は、作品というより、まさに「心」そのものである。
大地に存在する生命の、自然との対話。
生まれ持って備わった、内なる欲求としての表現。
我々の奥に常に在る、心。
出展者
西川智之 / 大舩真言