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展覧会2005.9.23~11.20
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モノと思い出 記憶の指標としてのアート
※以下の文章は、開催当時のまま掲載しています。
「モノ」にやどる思い出さがし
2004年6月に開館したボーダレス・アートギャラリーNO-MAは、昭和初期の町屋(野間邸)を改築したギャラリーです。第三回目の企画展となる本展では、美術を通じてモノ(=物体)と時間や記憶の関係を探ることを目指しています。
人には、誰にでも忘れられない思い出があります。この展覧会は、誰にとっても身近かな「思い出」をテーマに、それぞれの人の「思い出」の在り処を、作品展示とワークショップによって確認すると同時に、展覧会を通して近江八幡という地域を記憶にとどめてもらおうというプロジェクトです。過去の「思い出」を喚起する作品の鑑賞と、自分の「思い出」にまつわるワークショップの体験を通じて、記憶の指標としてのアートの力を共有したいと思います。
出展者
伊達伸明 / しばたゆり / 秦野良夫 / 八島孝一 / 吉川秀昭