NO-MA ARCHIVE(ノマ アーカイヴ)

展覧会
2018.9.22~11.25
以”身”伝心 からだから、はじめてみる

※以下の文章は、開催当時のまま掲載しています。

本展に出展する8組の作者は、絵画や彫刻、インスタレーション、パフォーマンスの美術の領域から、オーダーメイドの車いす製作といった福祉の領域まで、それぞれの方法で身体に向き合っています。彼らの表現や製作は、身体を巡る様々なテーマ――身体に滲む自己のルーツ、身体で感得する非言語的な感情、身体を駆使した更なる表現の可能性――について考えるきっかけを与えてくれます。
一方で、現代は科学技術のめざましい進展によって、あらゆることがオートメーション化されたり、デジタル上で処理されることにより、日常の暮らしから物理的な身体性は減少しているといえます。そのような時代を迎えた今、ひたむきに身体やその感覚と向き合うことで生まれる作者の表現は、私たちに原初的な体験をもたらすのではないでしょうか。
なお、本展では、実際に手で触れたり、耳で聞くことで、身をもって味わうことのできる体感型作品も展示します。

複数会場
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、奥村家住宅

出展者
<ボーダレス・アートミュージアムNO-MA>
草彅陵太 / 徳山彰 / 菊池和晃+にしなつみ / H / 森田寅
<奥村家住宅>
伊藤賢士 / 鎌田紀子 / 米田文

主催
アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会
構成団体:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(社会福祉法人グロー[GLOW])、滋賀県、滋賀県立近代美術館、近江八幡市、一般社団法人近江八幡観光物産協会、社会福祉法人愛成会、NPO法人はれたりくもったり、滋賀県施設・学校合同企画展実行委員会

助成
平成30年度 文化庁 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業

ページのトップへ戻る